使い方
Q
シミュレーションモデル内で使用するオブジェクトの3Dデータは自分で作成しなければなりませんか?
いいえ。
FlexSimのなかに、プロセッサ、コンベア、クレーン、オペレータなどの標準ライブラリがあるため、別途3Dモデルを用意する必要はありません。3D-CADデータを取り込むことで、オリジナルのオブジェクトを作成することもできます。
FlexSimのなかに、プロセッサ、コンベア、クレーン、オペレータなどの標準ライブラリがあるため、別途3Dモデルを用意する必要はありません。3D-CADデータを取り込むことで、オリジナルのオブジェクトを作成することもできます。
Q
シミュレーション時に、人件費、電力量などを表示できますか?
表示できます。
ダッシュボード機能を使用して、財務分析や各種パラメータを時系列で確認することができます。結果が数字でわかるため、工場や倉庫のシステムの性能だけでなく、労務管理費や、出荷額などの金額を評価の指標とすることもできます。
ダッシュボード機能を使用して、財務分析や各種パラメータを時系列で確認することができます。結果が数字でわかるため、工場や倉庫のシステムの性能だけでなく、労務管理費や、出荷額などの金額を評価の指標とすることもできます。
Q
シミュレーション動画(視点、ズームなどの指定)は簡単に作成できますか?
できます。
FlexSimには、動画作成に必要な多くの標準機能(組込みツール)が搭載されています。各オブジェクトの動きを追跡するような機能や、フライスルーパス作成などの機能もあります。
FlexSimには、動画作成に必要な多くの標準機能(組込みツール)が搭載されています。各オブジェクトの動きを追跡するような機能や、フライスルーパス作成などの機能もあります。
Q
アニメーションの作成には時間がかかりますか?
時間はかかりません。
標準ライブラリの作業員やロボット、コンベヤーにはすでにアニメーションが設定されていますので、メニューから動作を選ぶだけでアニメーションが表示されます。
標準ライブラリの作業員やロボット、コンベヤーにはすでにアニメーションが設定されていますので、メニューから動作を選ぶだけでアニメーションが表示されます。
Q
オブジェクトの3DモデルをFlexSimの中で作成することはできますか?
作成することはできません。
モデリング機能は搭載していませんが、既存のオブジェクトの大きさや角度を変えることや、立方体や円筒形などさまさまなオブジェクトの形を組み合わせて表現することは可能です。
モデリング機能は搭載していませんが、既存のオブジェクトの大きさや角度を変えることや、立方体や円筒形などさまさまなオブジェクトの形を組み合わせて表現することは可能です。
Q
実際のロボットや機械の性能が入力されているオブジェクトはありますか?
ありません。
オブジェクトのプロパティで設定する機械の処理速度やセットアップにかかる時間などのパラメータは、お客様ご自身で入力していただく必要があります。
オブジェクトのプロパティで設定する機械の処理速度やセットアップにかかる時間などのパラメータは、お客様ご自身で入力していただく必要があります。
Q
コーディングせずにプログラミングできるということは、スクリプトを直接変更するような複雑なシミュレーションモデルの構築はできないということですか?
できます。
オブジェクトのプロパティからいつでもスクリプトにアクセスし、編集できます。2015年以降のバージョンからは「プロセスフロー」という機能が実装され、ローコードでもシミュレーションモデルの作成が可能です。
オブジェクトのプロパティからいつでもスクリプトにアクセスし、編集できます。2015年以降のバージョンからは「プロセスフロー」という機能が実装され、ローコードでもシミュレーションモデルの作成が可能です。
Q
FlexSimのカスタマイズをする際の言語は何ですか?
FlexSimは、Flexscript(Excel VBA相当)という独自のスクリプト言語とC++によるカスタマイズ方法をご提供しています。Flexscriptは、FlexSim上で直接動かすことができますがC++の場合には、コンパイルが必要になります。
Q
「Flexscript」の使用には、追加のライセンスが必要ですか?
必要ありません。
標準のライセンスでご使用いただけます。ただし、体験版ではスクリプトの編集はできません。
標準のライセンスでご使用いただけます。ただし、体験版ではスクリプトの編集はできません。
Q
組立手順や加工手順のシミュレーションは可能ですか?
可能です。
加工手順や組立工程にかかる時間を積み上げることで、プロセス全体のシミュレーションが可能です。また、オプション機能の「オプティマイザー」を使用すると、最適な手順や工程を算出することが可能です。
加工手順や組立工程にかかる時間を積み上げることで、プロセス全体のシミュレーションが可能です。また、オプション機能の「オプティマイザー」を使用すると、最適な手順や工程を算出することが可能です。
機能
Q
シミュレーションモデル内で、オブジェクトの外観を実際の工場・倉庫の機械と同じように再現できますか?
再現できます。
3D-CADファイルの中間フォーマットやCGなどの3Dデータを読み込むことで、外観の置き換えが可能です。
3D-CADファイルの中間フォーマットやCGなどの3Dデータを読み込むことで、外観の置き換えが可能です。
Q
このソフトは干渉チェックはできますか?
対応できません。
距離の測定ツールはありますが、3D‐CADソフトのような停止した状態での干渉個所の表示機能はありません。
距離の測定ツールはありますが、3D‐CADソフトのような停止した状態での干渉個所の表示機能はありません。
Q
人や機械がオブジェクトをすり抜けてしまうことはありますか?
すり抜けることはありません。
オペレーターやフォークリフトの設定で特定の種類のオブジェクトを避けるような動きを設定することが可能です。
オペレーターやフォークリフトの設定で特定の種類のオブジェクトを避けるような動きを設定することが可能です。
Q
画像を3Dオブジェクトや床面に貼り付けることはできますか?
できます。
床面には画像ファイルだけでなく、DXF、DWGといった2‐CADファイルも張り付けることが可能です。
床面には画像ファイルだけでなく、DXF、DWGといった2‐CADファイルも張り付けることが可能です。
Q
3D‐CADなどで作成したロボットの動きなどのアニメーションを読み込ませることはできますか?
できません。
データ形式によっては取り込める場合もありますので、お問い合わせください。
また、FlexSimに個別のアニメーションを設定する機能が用意されていますので、3Dデータの取り込み後にFlexSim内で再度アニメーションを設定することはできます。
データ形式によっては取り込める場合もありますので、お問い合わせください。
また、FlexSimに個別のアニメーションを設定する機能が用意されていますので、3Dデータの取り込み後にFlexSim内で再度アニメーションを設定することはできます。
Q
PDM、PLMなどでデータの変更履歴を管理することはできますか?
できます。
FlexSimはすべての3Dデータやプロセスフローを一つのファイルの中に格納することができます。Windows上で動くソフトのファイルを、管理することができるPDM、PLMシステムであればFlexSimのファイルを管理することができます。
FlexSimはすべての3Dデータやプロセスフローを一つのファイルの中に格納することができます。Windows上で動くソフトのファイルを、管理することができるPDM、PLMシステムであればFlexSimのファイルを管理することができます。
特徴
Q
このソフトは、物流のみを対象としていますか?
工場や生産ラインのシミュレーションはできますか?
工場や生産ラインのシミュレーションはできますか?
工場や生産ラインにも対応しています。
FlexSimは「ヒト・物」が動く、流れるところであれば、どこでも利用できます。工場の加工プロセスや、組立・生産ライン、検査工程でも利用実績があります。商業施設、倉庫、病院といった非製造業を含め、さまざまな業種で活用できます。
FlexSimは「ヒト・物」が動く、流れるところであれば、どこでも利用できます。工場の加工プロセスや、組立・生産ライン、検査工程でも利用実績があります。商業施設、倉庫、病院といった非製造業を含め、さまざまな業種で活用できます。
スペック
Q
このソフトは、グラフィックボード非搭載のPCで使用できますか?
その場合に、パフォーマンスに変化はありますか?
その場合に、パフォーマンスに変化はありますか?
使用できます。
FlexSimは最新のIntel CPUオンボードのグラフィックス(Intel HD2000 グラフィック以上)で動作を検証しているため、高度なグラフィック機能(VRなど)は制限されてしまいますが、パフォーマンス(シミュレーション自体の速度や結果表示)に影響はありません。
FlexSimは最新のIntel CPUオンボードのグラフィックス(Intel HD2000 グラフィック以上)で動作を検証しているため、高度なグラフィック機能(VRなど)は制限されてしまいますが、パフォーマンス(シミュレーション自体の速度や結果表示)に影響はありません。
Q
インポート可能な3D‐CADのフォーマットを教えてください
次のフォーマット(拡張子)に対応しています。
3ds、ac、ase、blend、cob、csm、dae、dxf、hmp、igs、irr、irrmesh、lvo、lvs、lxo、mdl、ms3d、obj、off、ply、q3o、q3s、raw、scn、skp、stl(asciiのみ。バイナリは非対応)、md5mesh、stp、ter、wrl(バージョン1.0のみ。バージョン2.0は非対応)、x、xgl、zgl、JT
3ds、ac、ase、blend、cob、csm、dae、dxf、hmp、igs、irr、irrmesh、lvo、lvs、lxo、mdl、ms3d、obj、off、ply、q3o、q3s、raw、scn、skp、stl(asciiのみ。バイナリは非対応)、md5mesh、stp、ter、wrl(バージョン1.0のみ。バージョン2.0は非対応)、x、xgl、zgl、JT
Q
持っているVRヘッドセットを使用することはできますか?
FlexSimはOculus Rift(Goは非対応)や HTC Viveといった一般的なVRヘッドセットに対応しています。
その他の対応機器については、大変お手数をおかけいたしますが、都度、お問い合わせください。
その他の対応機器については、大変お手数をおかけいたしますが、都度、お問い合わせください。